about

「lamerism」(ラメリズム)では、

日本舞踊を主軸として、さまざまな活動を展開しています。

活動の基盤は、日本舞踊の指導です。第一に、お稽古場に通われるお弟子様に、マンツーマンで日本舞踊指導を、第二に、ワークショップやセミナーを開催し多くの方へ日本舞踊を広める活動を、第三に、企業様向けに、日本舞踊がもたらす付加価値、例えば美しい所作や立居振る舞いをお伝えする「所作指導」、「マナー研修」等も実施しております。

実際に身体をうごかす活動以外にも、日本舞踊の、より広い認知を狙ったウェブメディアの運営、そして日本舞踊に興味をもってくださった方を対象としたウェブコンテンツなども配信しております。

 現在、日本舞踊に関わるメディアは数えるほどしかありません。しかし、市中を見渡し、さまざまな方々のご意見を伺ってみると、想像よりはるかに多くの方が、「日本舞踊について」知りたいと思って下さっています。

そうした方々にむけた「日本舞踊の認知の普及」を第一のミッションとし、「日本舞踊がもたらす付加価値の提示」を第二のミッションとして、lamerismは活動しています。

 つい50年ほど前まで日本舞踊は、いまほど「珍しいもの」でも「特殊な世界」でもありませんでした。関東や京阪地方ではもちろん、それ以外の土地にも町々各々に日本舞踊の「お稽古場」があったそうです。そこでは学校でも、職場でもない、独特のコミュニティが形成されていました。

 もちろんお稽古場では、「おどりのお稽古」が行われていましたが、それだけでなく、さまざまな年代のいろいろな方が、教育機関や会社組織とはちがった、幅広い世代間の交流をし、そこで日常生活に還元しうる「礼儀」「作法」「立居振る舞い」を、ただその「型」を学ぶのではなく、「こころ」とともに体得されていたそうです。

 そもそも「日本舞踊」とはなにか、そして日本舞踊がもたらしうる「価値」とは何か——それをいま一度考え、社会に再還元していくことがlamerismのビジョンです。


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