「lamerism」(ラメリズム)では、
日本舞踊を主軸として、さまざまな活動を展開しています。
活動の基盤は、ブログ《日本舞踊の現在および、将来》です。過去の史実や、先人のさまざま思想を頼りに、この芸能の<いま>と<これから>を考察する内容になっています。このブログに蓄積される考えが、lamerismの全ての活動の基盤になります。
《日本舞踊の現在および、将来》を基盤としてなされるプロジェクトは《Work-in-progress》、Webメディア《温故知新》、日本舞踊教室の3つです。それぞれのプロジェクトは、それ単体で独立しながらも、ユーザーさまが発展的に回遊できるように設計してあります。プロジェクトの全体像についてはコチラをご覧ください。
Mission
現在、日本舞踊に関わるメディアは数えるほどしかありません。しかし、市中を見渡し、さまざまな方々のご意見を伺ってみると、想像よりはるかに多くの方が、「日本舞踊について知りたい」と思って下さっています。
そうした方々にむけた「日本舞踊の認知の普及」を第一のミッションとし、「日本舞踊がもたらす付加価値の提示」を第二のミッションにさだめ、最終的には第三のミッション「日本舞踊の将来の創造」を目指して、lamerismは活動しています。
Vision
つい50年ほど前まで日本舞踊は、いまほど「珍しいもの」でも「特殊な世界」でもありませんでした。関東や京阪地方ではもちろん、それ以外の土地にも町々各々に日本舞踊の「お稽古場」があったそうです。そこでは学校でも、職場でもない、独特のコミュニティが形成されていました。
もちろんお稽古場では、「おどりのお稽古」が行われていましたが、それだけでなく、さまざまな年代のいろいろな方が、教育機関や会社組織とはちがった、幅広い世代間の交流をし、そこで日常生活に還元しうる「礼儀」「作法」「立居振る舞い」を、ただその「型」を学ぶのではなく、「こころ」とともに体得されていたそうです。
そもそも「日本舞踊」とはなにか、そして日本舞踊がもたらしうる「価値」とは何か、これからの日本舞踊をどのように創造していくか——それをいま一度考え、社会と対峙していくことがlamerismのビジョンです。
代表挨拶
当サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今の日本舞踊と、これからの日本舞踊を考える「lamerism」の基盤となるサイト「la mer」は2021年に開設されました。「la mer」では、演目解説や、観劇した舞台にまつわる文章を多数掲載しておりました。「la mer」での投稿は、さまざまな方にご覧いただくことが叶い、いろいろなご意見と触れ合う機会になりました。
そこでは、「日本舞踊についてもっと知りたい」というご意見から、「これから日本舞踊をどのように考えたらいいか分からない」というご不安まで、たくさんの考えが交差していました。
そうした考えをひとつにまとめようとするなか、「日本舞踊」が生み出された過去にいちど立ちかえることが必要だと思うようになり、「lamersim」は生まれました。当サイトでは、「la mer」での姿勢を引き継ぎ、皆さまのご意見を頂戴しながら、日本舞踊について考えていきたいと思っております。(代表|隯有汰 Yuta Shima)
