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Project3|新作舞踊劇《人でなしの恋》

江戸川乱歩原作、《人でなしの恋》——。

新婚の夫婦のあいだに起こる悲劇の原因は、

「人でない」人形と、夫との恋だった。

妻・京子は、人外の恋を「人でなし」と妬み、

ふたりの仲を引き裂く——。

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乱歩原作の小説を、舞踊台本に書き直し、舞踊劇として上演しました。

上演時間は約1時間。前半は、鳥の劇場でご活躍されている「劇団ヘンカ」さんに、芝居をつくっていただき、後半は私が音楽、振付をして、劇団ヘンカさんたちの芝居と関わりながら、踊りました。

そもそもの創作の動機は、日本舞踊の「詞章」をどうにかしたい、というところにありました。

「ことば」があることが重要な日本舞踊。

しかし江戸に産まれたその「ことば」は今や「難しい」ものとして避けられてしまっている。これからの日本舞踊を築いていくには、この「ことば」を判るものにし、そのことで日本舞踊における「詞章」の重要性と、それを基盤とした豊かな舞踊技法を認知していただく必要がある——。

芝居、朗読と関わりをもちながら、音楽にあった振りをつけることで、「ことば」の重要性・おどりの技法を伝えたいと、振付ははじまりました。

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初演|2025年2月24日 千葉商科大学 University HUB

出演|劇団ヘンカ|立方|坂東野里行

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