日本舞踊講演@千葉商科大学

2025.06.16

先の京都に負けず劣らず暑い千葉、国府台にある「千葉商科大学」に参りました。

欧米のダンスや、パフォーマンス、演劇にかんする授業の一環で、「日本舞踊のお話を取り入れたい」とのお声かけがあり、ありがたくお話をさせていただく運びになりました。

(以上の写真は千葉商科大学HPより)

冬に新作公演をさせていただいてから、しばらく来ていなかった「千葉商大」、今回は百数十名の学生さんにお話をお聞きいただきました。

「商科大学」といえど、皆さん、演劇やパフォーミングアーツにご興味があり、先週に『国宝』が公開されたことも相まって、真剣にお聞きくださりました。

日本舞踊にはこれまであまり馴染みのなかった学生さんに向けて、歌舞伎から出発した「日本舞踊」の簡単な歴史と、作品・衣裳の紹介、実演、そして最後には体験コーナーも設けました。

かつての江戸時代で「おどり」が大ブームになり、色々な人がお稽古に励んだ、という歴史に、皆さん驚かれていました。

(©️松竹株式会社)

また、『国宝』でも登場した《藤娘》も、紹介させて頂きました。

「藤娘」が何ものなのか、「女形」はなぜ生まれたのか、などについて、私の知っている範囲でお話しいたしましたが、とりわけ《流星》という作品のコミカルさは衝撃的だったようです。

日本舞踊の「体験コーナー」では、10名ほどの学生さんに出てきていただき、お扇子をつかった日本舞踊の「動き」にチャレンジしていただきました。

講義後のご感想文には、「難しいと思っていた日本舞踊も、ふれてみたら意外と身近で面白かった」というご意見もあり、とても嬉しく思いました。

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